浜辺の歌2013/09/19 09:56

         (村山郁江 書)


最近、日本の歌に惹かれています。
リサイタルでも「荒城の月」、幻想曲「さくらさくら」などを取り上げて
参りました。

今は「浜辺の歌」を研究しています。
源田俊一郎氏が合唱に編曲したものを、ピアノソロに編曲しました。
きっかけは故郷の旧友の母が書いてくれた掛け軸です。

「浜辺の歌」の歌詞では、昔と同じ空間を踏みしめながら
往時の事や人を偲んでいます。
「変わらないもの」に囲まれた中で「変わっていくもの」の尊さを
痛感しています。

せんくらの演奏会ではこの曲をアンコールに奏でたいと思っています。
あなたの故郷はどちらでしょうか。

「記憶する」という行為の中に、変わらない愛がある気がしています。


土田定克(ピアノ)

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