絵画と音楽 ― 2013/07/18 08:32
みなさん、こんにちは。
ピアノを弾いております、文京華と申します。
ベルリン芸術大学で9年間という長い時間(ちょっと長すぎ?笑)
すばらしい師と仲間に恵まれて過ごし、今年の5月に帰国してきた
ばかりです。
ピアノをちゃんと習い始めたのも、その楽しさを知ったのも、
初めての人前で演奏したのも、この町仙台。
このような機会を頂くことができて、非常に嬉しく思います!
仙台に越してきてまだ一ヶ月ほど。
ようやく生活のリズムもでき、新しく出会った生徒さんたちと日々
音楽をシェアできることにとても幸せを感じています。
さて、今回私が参加させて頂くコンサートのテーマは”絵画と音楽”。
昔から絵画(および文学)と、音楽とは非常に密接な関係にあります。
画家が様々な絵の具や手法を使い、見たものや感じたものを
絵にしていくように、音楽家も絵の具のかわりに楽器を使い、
音という手段で色々なことを伝えてくれます。
時代にあわせて絵画も音楽も変化してきたということが、
比べていくとよくわかるのがとても面白いですよね。
私はいつも、何かを”創り出す”芸術家達の無尽蔵の想像力に、
どうやってこんなこと思いつくんだろう・・と
楽譜を見ながら、絵を見ながら、本を読みながら
人間の可能性に感動してしまいます。
表現する側の人間として、彼らが創り出したその世界を出来うる限り
くっきりと鮮やかに伝えること、それが聴いている人達の心を
少しでも動かすことができれば、と願っています。
10月、楽しみにしています!
沢山の方々とお会いできますように!
文 京華(ピアノ)
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