せんくら第3日目!本日のオススメ公演 ― 2013/10/06 09:00
さあ、泣いても、笑っても、最終日です。皆さん、いらっしゃい!
≪コンクールボランティアスタッフによる今からでも間に合う!
本日のオススメ公演≫も3日目となりました。
まずは、このブログに記事を書く機会をいただきました事務局に
感謝申し上げます。
私自身、今年もすっかり「せんくら」にはまってしまい、一昨日と昨日で
10公演を楽しみました。
今日も6公演の鑑賞を予定しています。
では、実際3日間の「せんくら」を一人で何公演楽しむことができる
のでしょうか?
昨晩、コンサートの興奮をビールで冷やしながら数えてみたところ、
23公演見ることができることが分かりました。
全公演数は83なので、どう頑張っても60公演は見逃すことに
なります。
「選択」は究極的に重要なのです!
では、さっそくオススメ公演のご紹介です。
まずは、皆様「せんくら」ブログで堀米ゆず子さん投稿を
ご覧になったでしょうか?
(http://sencla2013.asablo.jp/blog/cat/horigome-y/)
これを読んで涙しなかった宮城県民はいないでしょう。
「せんくら」のこと、コンクールのこと、震災のこと、これだけ心を込めて
書いてくださった方は見当たりません。
堀米ゆず子さんは1980年、エリーザベト優勝、仙台国際音楽コンクール
では第2回からずっと審査委員を務めて頂いています。
その堀米ゆず子さんと仙台国際音楽コンクール第3回優勝者、
津田裕也さんのリサイタルは本日11:45から日立システムズホール仙台
(青年文化センター)コンサートホールで行われます。
コンサートホールを一杯にして、堀米さんの期待に応えたいという
私の思いから、まずは第一番におすすめしたいと思います!
堀米さんのヴァイオリンの素晴らしさは昨日のイズミティ最終公演や
昨年のメンデルスゾーンの協奏曲でも実感していただけたと思います。
今日の曲目はブラームスとフランクのヴァイオリンソナタ
(ブラームスは第3番です)。
昨日の松山冴花さんとのコンサートでブラームスのソナタ第2番を
端正で清潔感あふれる素晴らしい伴奏で支えた津田さんが
今日も伴奏を務めます。
そして、フランクのソナタ!
終楽章の清らかな旋律がヴァイオリンとピアノで交互に奏でられる
瞬間の感動は、何回聴いても胸震えます。
感激をご一緒しましょう!
仙台にかかわるピアニストと言えば、中川賢一さんです。
仙台のクラシックイベントにその名前がないことはめずらしい位で、
中川さんほど仙台の音楽文化に貢献しているピアニストも
いないのではと思います。
編曲や指揮もこなし、変幻自在の活躍を続ける中川さんの公演は
本日2つあります。
一つは10:30(エル・パーク仙台:ギャラリーホール)からの
「ピアノ・こんさーとfor KIDS」です。
どんな場面でも巧みに状況をつかみ、的確に対応できる中川さんですから、
子供たちのために素晴らしい仕掛けやトークを考えているに
違いありません。
もう一つは16:15(日立システムズ:シアターホール)で
チェロの長谷川陽子さんとのリサイタルです。
「せんくら」初日、素晴らしいテクニックで清々しいチャイコフスキーを
聴かせてくれた長谷川さん。
ビロードの様な音色と紫のドレスが美しかったことを覚えています。
今日は数々の小品を集めた名曲集のプログラムが用意されています。
私も大好きな、カザルス「鳥の歌」、ピアソラ「リベルタンゴ」など、
名曲が目白押しの贅沢な45分。
中川さんも単なる伴奏にとどまらない長谷川さんとの掛け合いを
聴かせてくれるでしょう。
太白区文化センター(楽楽楽ホール、展示ホール)では、
今日もシエナが熱い!
3つの公演全てに参加者体験コーナーが設けられています。
11:15の公演にはご自分の楽器を持って、楽楽楽へGO!
「星条旗よ永遠なれ」を東北大吹奏楽部&シエナと一緒に
演奏しちゃいましょう。
午後の2公演では、あなたもシエナを指揮できるかも。
太白区文化センターへいらっしゃる方は長町商店街も一緒に
お楽しみください。
沢山のお店が「せんくら」チケットで特別なサービスを準備しています。
「せんくら2013」もいよいよ大詰め。
大団円のイズミティ「第9」(ごめんなさい、完売です)まで、
今日も盛り沢山のプログラムが用意されています。
「地下鉄駅コンサート」も仙台駅、旭ヶ丘駅でいろいろなジャンルの
音楽団体、個人が演奏を繰り広げます。
「街なかコンサート」はヤマハ仙台店前、
アエルアトリウムでそれぞれ11:00~/12:00~です。
さあ、今日も「せんくら」で盛り上がりましょう!
(月曜日の「せんロス」にご注意ください)
仙台国際音楽コンクールボランティア
(広報宣伝サポート部門スタッフ) 岡
コメント
_ 鈴木 和夫(塩竃在住) ― 2013/10/07 11:12
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6日のイズミティ21でのNO82の公演でのチャイコフスキーの協奏曲の第一楽章が終わったところでで拍手が入ったのには驚きましたが、もっと驚愕したのはその時に途中入場して席を探す人が目に入っただけで数人いたことです。このタイミングでの途中入場はあまりにも無謀ではないでしょうか。演奏者にもたいへんな失礼と思いますし鑑賞している私もその後集中できませんでした。百歩譲ってもし途中入場させるとしてもスタッフがドアに近い空席に座らせるなどの配慮があってしかるべきと思います(個人的には途中入場は絶対避けていただきたいです。昨日の演奏会は休憩なしですから少なくともチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が終わったあとのタイミングでの入場がベストではないでしょうか)。来季に向けてどうかご配慮いただけますと幸いです。